「北びわこ号」 C57 1
長浜-虎姫-河毛(2001.2.11)

「北びわこ号」では、私は初めてのC57です。また、C57の走行シーンは1973年の宮崎以来です。そして、今回は1年ぶりの再会となる「懐かしの蒸気機関車写真館」の久保さん、その友人の山下さん、初めてお会いするおミ〜ちゃんとも現地で会えることになっており、まるで遠足の前の子どものようにわくわくしながら2月11日をむかえました。

当日は朝6時に名張を車で出発し、8時過ぎに到着の予定です。まだ、夜の明けない中いつものように名阪国道を走り「上柘植」インターで草津線沿いに走りました。水口バイパスにはいる頃にはあたりも明るくなり順調です。かなり冷え込んでいましたが道路も凍結していません。途中、電光掲示板が「ー4℃」と表示していますが、車の中ではその寒さもわかりません。そして、八日市から名神に乗り、長浜を目指しました。そろそろ雪をかぶっている山々が見え始めました。
「ここまで来れば長浜までだいじょうぶやな」と思いながら高速からふと地道を見るとテカテカに凍っているではありませんか。「やばいな」と思いつつ長浜まで来ると全く問題なく道も乾いていました。

予定通り8時過ぎに姉川の土手に着くと早くも車が数台止まっています。三脚を立てている人もかなりいます。久保さんたちは、8時41分虎姫着ですから、かなり時間があります。駅にむかえに行こうかとも考えましたが、車を止める場所が限られていますので駐車場所と、撮影場所の確保をすることに決めました。久保さんに携帯で連絡をとりこちらは無事ついていることを伝えました。初めてここに来た人に「今日はC57ですか?」と尋ねられたりと、いろいろな話をして待ち時間を過ごしました。いつも思いますが、たった数秒の撮影までのこの待ち時間も楽しみの一つです。

そして、9時過ぎに3人が到着し久保さんとは1年ぶりのご挨拶、山下さん、おミ〜ちゃんとは「はじめまして」ということで4人で現役蒸機の話や、特におミ〜ちゃんとは東洋活性白土、尾小屋鉄道などナローの話でも盛り上がりました。

長浜-虎姫(姉川の築堤) 虎姫-河毛 河毛 河毛-虎姫

特急「しらさぎ」 9241レ 回送9242レ 9243レ 9244レ(C57のバック運転)