なつかしの関西本線パート5


キハ58系急行「かすが」の交換
1970年代後半  伊賀上野
2002/3/21投稿
こんばんは。投稿写真のページを拝見させていただきました。きれいにまとめていただきありがとうございます。ご覧にかけるのが恥ずかしくも非常に感動しております。図々しくもパート5です。
写真はS50年代前半の伊賀上野駅の9:50です。この時刻は地味なこの駅のちょっと華やぐ瞬間でした。関西本線唯一の花形列車である急行「かすが」が交換する時間だったからです。キロをつないだ名古屋行き「かすが」1号が奈良行き「かすが」1号を待っています。当時、急行「かすが」は既に奈良までの運転になっていましたが、上り4本、下り3本もあり、うちキロをつないだのがこの1号と下りの3号でした。交換待ちの下り1号は亀山まで「紀州」、柘植まで「平安」を併結する多層建てであるにも関わらず、多客時は「かすが」だけでも7両編成でやってくることもしばしばありました。小学生だった私はこの時の雰囲気が大好きで日曜日にはよく自転車をこいで見に行ってました。今でも急行「かすが」という列車には思い入れがあり、いつまでも存続してほしいと願っています。(天ナラ)