<天ナラさんのページ2>
あずま下りレポートD
 2004.2.29 投稿

こんにちは。殆ど連続投稿になりますね、お許しください。さて、予告してました、某所での活動は、鉄の聖地である信越本線横川です。長野新幹線開業に伴う、横川〜軽井沢間廃線後、鉄道文化村の開設や廃線跡を利用したハイキングコース化、4月開業を目指すトロッコ線の整備など鉄道をテーマにしたまちづくりが進められています。峠のシェルパが活躍した時には一度も行ってませんが、当時の様子を伝える遺物が残されており、将来に語り継ぐ努力がされています。しかし、心無いマニアによる、展示車両の部品盗難や破壊が相次ぎ、犯人が逮捕起訴されるという残念な事もありました。文化村の屋外展示車両は珍しい車両が多く、これは一見の価値があります。また車内や運転室を開放しているものも多いのも特徴です。また、有料ながら実写を使ったシュミレーションもあり、私も挑戦しましたが、なかなか難しかったですね。写真は現在の横川駅で、奥に見えるのは静態保存中のEF63。もう一枚は体験運転中の電機の様子です、距離がもう少し長ければ挑戦してみたいですね。

文化村の横から廃線跡を辿ることが出来ます。複線の一方を線路を埋め込んだ歩道にしてあり、途中にある温泉宿泊施設や有名なアーチ橋まで歩いていけます。架線施設は寸断されているもののほぼ残されています。体験運転はこの線を活用して距離を伸ばせば良いのになあと思いました。展示車両の入れ換えに使う小型DLを使ったトロッコ列車を廃線跡途中まで運行するための工事が進められていました。私は、文化村から20分程の旧丸山発電所までウオーキングしました。重厚なつくりの建造物は貴重な鉄道文化遺産であることを認識しました。お昼は勿論、峠の釜飯で有名なおぎのや本店で釜飯をいただきました。ここは1日十分楽しめる、お勧めのスポットですね。